第一回空き家片付け大作戦!開催しました!!
2020-12-09
島内にあるたくさんの空き家をひとつでも減らしたいという目的で、空き家所有者の方が一番負担になっているという「片付け」を解決するため、まずはやってみよう!と試みた「第1回:空き家片付け大作戦!!」。
今回はその様子をお届けします!
10月3日のさわやかに晴れた土曜日の朝。続々と今回のボランティアさん達が集合場所である直島町役場ロビーに集まりました。島外の方は前のリでの宿泊や、早朝から出発されたり、島内の方もお仕事の合間ということで、あまりの有難さに皆さんから後光がさして見えました。
今回参加者は島外から3名、島内から5名、大作戦本部職員4名の計12名。
最初に昼食会場でもある直島ホールの集会所に移動し、初対面同士でそれぞれ聞き出したことを交えて「他己紹介」を、そして本作戦におけるコードネーム(ただのニックネーム)を確認しあい、本日の作戦意義、注意点など説明後、いよいよ歩いて3分程の作戦地(家)へ。
〇女性専用シェアハウスになる空き家とは!?
今回の作戦地は、2階建て日本家屋で来年から入居可能な女性専用シェアハウスに生まれ変わるお家です。風通しも日当たりも良く、この地区は昔、城下町だったのでお家のまわりは歴史ある建物が並んでおり、2階の窓からはまた違った直島がのぞけます。
すでに現家主さんがかなりがんばって下準備の片付けを進めてくれてはいたものの、キッチン、2階の2部屋はほぼ手つかずの状態。直島町の分別袋を手に、それぞれが捨てて捨てて捨てまくるミッションに着手!!
〇掘り出しものがたくさん!?
1階のキッチンは、ものすごい量の食器食器食器。。。棚という棚から食器、調理器具などがどんどんでてきては、最初は「これ懐かしい!」「これレトロでかわいい!欲しい!」「これ何に使うんだろ?こうか?」といった物ボケも飛び出すくらい、笑いながら作業をしていましたが、どんどんどんどんでてくる量に、これでは終わらんとメンバーは次第に黙々と身体を動かします。。。途中、時折出現する虫の卵などに「ぎやぁぁぁ!」とあがる叫び声に、颯爽と処理班のごとく現れて消えていく力仕事メンバーの姿がとてもまぶしかったです。。
直島には「かえるといるか」というリサイクルスペースがあるのですが、とても引き取ってもらえる量ではありません。少し状態や需要がありそうな物だけ分けて、とにかく分別!捨てまくりました!(本当はリクエストがあればその場でフリマアプリに出品講座も考えていたのですが、そんな余裕もなく。。要改善ですね)
2階はベッドや本棚、机にオルガンと大きい家具があり、階段を下りたり登ったりと普段あまり使わない筋肉が動かせます?!片付けをしながら元の家主さんの背景も見えてきて、人の歴史を感じる感慨深い時間もありました。
↑ビフォーアフター!
時折、水分補給休憩を挟みながら、島の様子や住環境など雑談しながらいろいろな情報交換がなされ、チームワークも温まります。また今回はシェアハウスプロジェクトメンバーの一員として、柱に名前を刻んで(書き込んで)記念すべき第1回となりました。
最年少参加者さんは小学校1年生!途中からは「記録撮影係」としてたくさんの様子をデジカメに収めてくれましたよ!そしてかわいいポシェットを発見し、お気に入りとして持ってかえってもらいました。
〇おやつタイムも忘れずに!
午後の後半戦、片づけ隊への差し入れは直島にある老舗のお菓子屋さん「イワタコンフェクト」さんの名物ロールケーキ!疲れた身体に染み渡る焼き菓子とコーヒー。そして、もうひとつ、参加賞として直島限定・ミズノ株式会社×まつざきしおり先生の「なおしまタオル」も進呈させていただいたので、作戦終了後はそのタオルにサインを書いてもらえるという、記念に残る「サイン会」も行われたのでした。
〇想像以上に楽しい!?「空き家片付け大作戦!」
「空き家片付け」と聞くと大変なイメージがあると思いますが、今回の空き家片付け大作戦は交流しながらの片付けなので、笑いあり叫びあり!?の楽しい片付けとなりました!
後日、「とても楽しかった!」「また参加したい!」「すっきりした!」とのお声をいただき、第一回としてはなんとか参加者のみなさんに達成感などをお持ち帰りいただけたと思います!また、いただいたフィードバックを元に、さらによい取り組みにしていけるよう、作戦を練りたいと思います!
最後に参加してくれたみなさま、本当にありがとうございました!!