お魚大好き!養殖業で若者活躍中。〈前編〉

2015-09-15

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直島では魚の養殖業が盛んです。今回、お仕事見学をさせていただいた岡田水産有限会社(以下、岡田水産)では、ハマチ、カンパチ、タイ、サーモンなどの養殖を手掛けています。
前編ではUターンされた岡田圭伊太さん、後編では新入社員の伊藤雪野さんにお話しを伺いました!

直島漁協で待ち合わせた後、早速、岡田さんの船で養殖場まで。まずは、船の上で岡田さんにお話しを伺いました。

「岡田水産は祖父が始めました。現在は、父と弟も一緒に仕事をしています。養殖は、春から秋にかけて稚魚を育てていき、半年かけて育てた魚を秋から冬に出荷します。この時期が一番忙しいんです!逆に、冬は海水温が下がるため、ハマチやタイなどの養殖ができません。昔は網や生簀のメンテナンスをしていましたが、最近では低温でも養殖できるサーモンを育て始めました。」

1つの生けすには魚が2500~3000尾、今年の生けすはなんと36台!魚が大きくなるにつれ、えさの量が多くなるため仕事の時間が必然的に長くなるそうです。

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岡田水産のタイやハマチは、県内や首都圏のスーパーで売られています。直島の特産品として島内でも購入出来たら観光の方も町内の方も喜ぶと思うのですが。

「そうですよね。まず、ハマチは刺身が一番美味しいから、刺身で食べていただきたいんです!まとめて水揚げをするので、なかなか1尾ずつ販売が出来ないのが難しいところです。
 加工品の方は、讃岐サーモンの商品を試作しています。6次産業化には営業力も必要なので、まだまだこれからです。」

と、笑顔の岡田さん。お刺身、すぐにでも食べてみたいです。笑

「出荷は秋~冬にかけてなので、稚魚を仕入れてから出荷するまでの期間がとても長いんですよね。だから毎日大切に育てています。水揚げの時は達成感があります!」

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直島へUターンする前は、高松でサラリーマンをしていたという岡田さん。最後に現在の暮らしについて一言。

「高松にいた時に比べると、現在の暮らしはのんびりしていていいなと思います。」

養殖業について少しだけ理解を深めたところで、後編では船上で機械を巧みに操る新人、伊藤雪野さんからお話しを伺います!

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岡田水産のお仕事見学、後編もお楽しみに〜!

 

*岡田水産のお問合せ先は後編に掲載しております。

 

 

2015-09-15 |

 

 

 

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