直島カラーズとは?

直島カラーズとは、直島のまちや人の魅力を伝え、暮らしを彩るサイトです。
移住・定住希望者への空き家や空き地の紹介、島内のお仕事の紹介、暮らしの体験施設の紹介、直島の魅力を伝える日記など、できるだけ新鮮で色鮮やかな情報をお伝えして行きます。

直島町と直島カラーズ

瀬戸内海に浮かぶ27の島々から構成される直島町は、香川県の北部に位置し、岡山県にほど近い場所にあります。本島である直島は、自転車で1時間もあれば1周できる小さな島です。

「直島(なおしま)」という名前は、保元の乱に敗れた崇徳上皇が讃岐へ流される途中この島で3年を過ごし、島民の純真素朴な人柄を賞して名付けたと言われています。近所のおばあちゃんから教わったこの直島の人柄のおはなしは、普段の暮らしの中の様々な場面で、直島の人々から感じ取る事が出来ます。また、焼杉板を用いた日本家屋、自然や風土に配慮した住宅の形式、手入れの行き届いた中庭等、おばあちゃんの、そのまたおばあちゃんの代から受け継がれてきた直島の生活文化をまちなみから感じ取る事ができます。

直島は自然も豊かです。春には色鮮やかな島つつじが咲き、夏には海ほたるや火まつりの花火によって海がきらめき、秋祭りでは迫力のある太鼓神輿が集落ごとに見られ、冬には澄みわたる瀬戸内海の美しい景色を見渡すことができます。

また、直島町は一次産業だけでなく、工業、福祉、観光業など、離島としては仕事の種類の多い自治体です。産業面では、江戸時代より海運業や製塩業の島として栄え、大正6年には現在の三菱マテリアル(株)直島製錬所が設立されました。さらに、平成元年には、現(株)ベネッセホールディングスが直島文化村構想をスタートさせ、その後ベネッセハウス、家プロジェクト、地中美術館等が開館し、現代アートの島としても知られる様になりました。

このように、文化的な面が取り上げられる事の多い直島ですが、他の過疎地域と同様に、人口減少・少子高齢化問題に直面しています。1960年代のピーク時の人口はおよそ7800人。その後、右肩下がりで人口は減り、現在はおよそ3100人と急激な人口減少となっています。また、現在の高齢化率はおよそ34.4%と超高齢化時代に突入することは避けられず、若い働き手が求められています。この様な背景からも、直島では若くて元気な力が必要とされています。

直島カラーズでは、直島の風土や文化に共感して頂いた上で、1人でも多くの方に移住・定住して頂けるよう、移住・定住を希望するみなさんの支援を行っていきます。移住する為に必要な家や仕事、移住体験施設の案内やローカルな目線での直島の暮らしなど、色とりどりの直島を公開して行きます。
直島での暮らしがより色彩豊かになるよう、志を持って移住してくださる方を私たちは応援致します。


町民1人1人が持っている魅力的なカラー。
直島本来のカラーに、新たなカラーを加える事で、
暮らしや仕事、行事などがより鮮やかになっていく。
これからの直島が、より色どり豊かになります様に。

NAOSHIMA COLORS