島内外の架け橋に。

2016-02-16

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久しぶりの移住者インタビューです!今回は直島へ移住し、少しずつ夢を叶えている素敵な女性、まつざきしおりさん(旧姓:なかやまさん)へお話を伺いました。

早速ですが、初めに直島に出会ったきっかけ、そして直島に住みたいと思ったきっかけを伺いたいと思います。

「大学の美術部の合宿で初めて訪れました。その時はアート鑑賞を楽しんだり、少し地域の方ともお話をしたような気がします。
その後、社会人の都会暮らしにちょっと疲れて、1度訪れたのどかな島に癒されたいと思って訪れました。その時、改めて感じた人の優しさや、穏やかさ、きれいな景色がとっても気に入りました!」

移住したいという気持ちが大きくなり、縁あって初めはカフェで働いていたそうです。そして、現在は直島ご出身の旦那さまと結婚され、1児のママになったしおりさん。

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直島ではどのような毎日を過ごしているのでしょうか。

「一言で言うと、”賑やかな毎日”です。というのも、外へ出ると色々な人が声をかけてくれるので、どこにいても寂しい思いをする事がありません。また、老若男女、様々な友人ができたのも都会ではなかなかないことだと思います。」

都会にはないものが直島にはある。それは、多くのUターン、Iターンの方から耳にする言葉です。感じているものは、たぶん少しずつ違いますが、人や自然環境という芯の部分はみなさんに共通していると思います。そして、それらは島民の方も感じているようです。

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それでは、ママとして離島という子育て環境についてはいかがでしょうか。

「治安が良く、身近なところにたくさん自然があって申し分有りません!娘のお友達もいます。 ただ、離島という環境なので、今後期待する事はふれあい診療所(町営診療所)に小児科ができることと、島内にドラッグストアができることでしょうか。。。何かあったときベビー用品や薬などがぱっと購入出来ると助かります。」 (参考:診療所の院外薬局で、薬やバンドエイドなど最低限のものは購入出来ます)

近所のおじいちゃん、おばあちゃんにも支えられ、お子さんも、穏やかにそしてのびのびと育っているようですね。 また、若者のコミュニティもあり、島内出身者、移住者が一緒に集まることもあるそうです。充実した日々を送るしおりさん。

そんな日々の中、移住したての頃の体験談をコミックエッセイに描いたところ、なんと「KADOKAWAの第29回コミックエッセイプチ大賞」で入賞されたそうです!おめでとうございます!

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因に、左側がしおりさんだそうです。

 

「絵を描く仕事ができたらいいな。島に来た経験を誰かに伝えられたらいいな。という気持ちで描きました!」

私も拝読しましたが、私たち町民も、これから移住しようという方も、それぞれに楽しんで読める内容になっていました。気になる方はぜひこちらから読んでみてはいかがでしょう。

「島を好きな気持ちを全力で示したので、そのことによって受賞できたのではないかと思っています。島のたくさんの知人がよろこんでくれたのが、最もうれしいです!また、続編を描きたいと思います。」

「島が大好き!」という気持ちが、お話いただく様子からもひしひしと伝わってきました。

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それでは最後に、今後の島暮らしについて考えている事があれば教えてください。

「島の為に、島民のためになることができたらいいと思っています。 例えば、島民と観光客の架け橋となれたらいいですね。 移住の経験が生かせればと思います。」

しおりさんのお話から、ご本人のあたたかい気持ち、子育てを通した地域の人々との交流の様子が感じられました。 今後は、ぜひ島の架け橋に。
お話ありがとうございました〜。

 

2016-02-16 |

 

 

 

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